ツイッターでバズった200円ラズパイカメラレビュー
はじめに
じつはこれ↓200円のラズパイカメラで撮ってます。先日このツイートが約2000いいねを獲得したのでそれについてレビューしたいと思います。
ラズパイカメラ、200円でこの画質はやばすぎる pic.twitter.com/DwhDvrq7oy
— 🥕(細長いトマト) (@takeyamaaaaa) 2020年12月26日
購入先
↓このAliexpressというサイトで買って、1, 2ヶ月で来ます。 ja.aliexpress.com
使い方
[画像]
このように挿して、ちょっとした設定を行い、コマンドを打つだけで写真が取れます。
このように画質がいいと、認識性能が向上すると思われますが、その分処理能力の高いラズパイ3,4あたりは必須だと思われます。
これに付け加えて、すぐに使える実践的画像認識フレームワークを紹介します。
Mediapipe
YOLO
OpenCV(顔検出など)
ラズパイ開発で一番重要だと思うこと(おまけ)
SSH,VNC,AFP(Macの場合)を有効にして遠隔操作!
基本的にラズパイはググりながら開発すると思いますが、処理能力が遅いとググる速度も遅くなります。だから、遠隔操作するべきです。具体的には、TightVNC, SSH, AFPは絶対有効にすべき。これらを有効にすることで、キーボード・マウス・ディスプレイを新しく設置する必要がないのと、コピペが捗り、結果的に開発が捗ります。
SSH
SSHは、シェルの遠隔操作に使われます。macやlinuxでターミナルを開いてコマンドを打つことを遠隔で行う事ができるものです。これを有効にすることで、様々な操作が遠隔でできるようになります。
これの一番の使い所は、自分のメインパソコンで調べたコマンドをそのままコピペできるところですね。ラズパイで調べてもいいんですが、処理性能がいまいちだし、メインPCで調べてラズパイで実行するのでも、ラズパイ用にマウス・キーボード・ディスプレイを用意しないといけないのは面倒かつ、コピペできないのが辛い。
「導入方法」
ラズパイ側
WiFi設定してから、コンフィギュレーションメニューからSSHを有効にする。そのとき、パスワードも設定。Mac側
ターミナルで、ssh pi@raspberrypi.local
と実行。パスワード入力して、完了
AFP
ラズパイ側にAFP(Netatalk)をインストールすることで、macからファイルサーバーのように手軽にラズパイ内のファイルが扱えます。プログラミングなどは、AFPでmacのファインダー上で操作できるようにして、そのファイルを編集するほうが良いと思います。自分の慣れているエディタが自由に使えるしメインマシンでそのままプログラムできる。
「導入方法」
Mac側
ファインダーでcmd+Kを押して、afp://raspberrypi.local
を入力。パスワード入力して、完了
TightVNC
GUI操作が必要なときと、homeより上の階層のファイルを操作したいときはVNCを使います。
デフォルトのラズパイのVNCだとラズパイを起動したときに自動起動してくれないですが、TightVNCだと自動起動するので、電源入れたらそのままメインPCでVNC接続ができて非常に便利です。
「導入方法」
- ラズパイ側
$ sudo apt-get update $ sudo apt-get install tightvncserver
- Mac側
ファインダーでcmd+Kを押して、vnc://raspberrypi.local
を入力。パスワード入力して、完了